昨夜は20時から横になり「眠れないなぁ…」と思いながらゴロゴロしてたら
いつの間にか眠れていたようで1時半に目が覚める。
2度寝しようとしたが浅く意識はあったままで4時にアラームが鳴る。
周りのテン泊者も4時起床っぽくて
それまで静かだったのが一気にガサゴソ言い始めた。
即座にアンパン食べてエネルギー補給。
サポートタイツを装着。
アミノバイタルプロ を補給。ストックも用意する。
自分自身はトレーニングやら準備が出来てないので物に頼ります←
テントの片付けに手こずって5時頃にパッキング完了。
手袋持ってくるの忘れてて手がめちゃくちゃかじかんだ:(;゙゚’ω゚’):
登山久しぶり過ぎて色々抜けてんね。
それでは出発。昨日来た道を少し戻ります。
笠新道登山口に到着。
ここは水量豊富な湧き水があるのでペットボトルに詰めておく。
それにしても思ったより人が多いですね( ゚ω゚ )
昨日テント受付の時に書くノート見たらみんな翌日の行き先は双六岳方面ばっかりで
笠ヶ岳って書いてる人が1人もいなかったので喜んでたのにw
本日登る笠新道ルートの説明をしておこう。
コースタイムは新穂高から笠ヶ岳山頂までで8~9時間くらいとされている。
昨日新穂高から1時間歩いてきてるので今日の行程は7時間くらいが予想される。
まぁ北アルプスのコースタイムは緩めに設定されていることが多いと聞くので
テント泊装備であってもそれほど遅れを取ることはなさそうだ。
しかしそれは「登れたら」のお話です( ^ω^ )
この笠新道は北アルプス3大急登のひとつに入ったり入らなかったりするくらいの急登です(謎)
グーグルで笠新道って検索したら速攻で「きつい しんどい」って出てくるくらいのヤバさです!
何なら「鬼の笠新」とかいうメルヘンな異名もあるそうです:(;゙゚’ω゚’):
3大急登の中に含まれる早月尾根は過去にテント背負っても登っていますが
あれは小屋までだと3時間ほどで辿り着けるので頑張れば何とかなる感じ。
この笠新道ルートは途中に小屋がないので山頂手前までガッツリ装備を背負っていかねばなりません。
長らく山に登っていない俺の肉体ではお得意の「足攣り」が起こるかもしれない(弱)
最悪わさび平小屋に戻っての連泊を考慮しながらのスタートです!
5時20分 笠新道登山口より出発。
すぐ軽装のおっちゃん2名に追い抜かれる←
スタートから11分後に休憩(!?)
暑くなったから服を脱いだだけなんだからねっ!:(;゙゚’ω゚’):
でもザック置いたら身体が凄く楽になるわ\(^o^)/背負いたくねーw
話に聞く通りずーっと登りです。でもつづら折りに歩くから傾斜はそれほどでもないかな。
与作ゾーン(謎)
登山口には数名いたが登り始めるとあんまり人がいなくて良かった(・∀・)
きついと言われる笠新道をわざわざ選んだ理由として
「しんどいと評判なら人も少ないだろう」って思ったからなもんで。
標高1700m地点に到達。
この時は「こんなにしんどいのにまだ1700mかよ…」って思ってたけど
そもそもスタート地点の標高知らなかった(あほ)
登山口の標高は1350mほどだそうです。
ゴールの笠ヶ岳は標高2898mなのであと1200m( ^ω^ )きつい
しかしながら足の疲労感は思っていたほどない( ゚ω゚ )?
この変な感覚はサポートタイツのおかげであろう。
ひーひーふーとは言いながらも一定のペースで進めている。
標高…約800m:(;゙゚’ω゚’):
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!
俺は山を登っていたと思ったらいつの間にか降りていた?
しばらく進むと1920mになってて一安心←
笠新道ルートの中間地点である杓子平までの中間地点(ややこしい)
この辺で「なんとか山頂まで歩き切ることは出来そうだ」と確信する。
景色が開けてきた(・∀・)
ガレ場が度々登場するようになってきた。日も照ってきて暑い( ゚ω゚ )
これまで俺を追い抜いていった人々とこの辺で再会するケースが増えてきた。
みんな最初は軽快に歩いてたのにここでは一歩一歩踏みしめるようなペースに( ^ω^ )バテ過ぎw
やはり一定のペースで着実に進むのが一番ですね。
ここまではそれほど人を見かけなかったが杓子平手前でバテる人が続出するのか
結構人を見かけるようになってきた( ゚ω゚ )意外と登ってる人多いっすね
ようやく標高2100m そういえば杓子平の標高って何メートルだ?(あほ)
第二鶴瓶投入。
ひーひーふー( ゚ω゚ )
標高2200m:(;゙゚’ω゚’):杓子平まだなの?←
浮石に注意しながら黙々と登り続けまして…
いきなりドギャーン!と素晴らしい景色が登場。
ついに杓子平(標高2450m)に到着(・∀・)感動のゴールです!(まだ中間地点)
現在時刻8時8分 笠新道登山口からのタイム2時間48分。
真ん中あたりにあるこんもりしたピークがゴールの笠ヶ岳でございます。遠い。
杓子平でもスマホ繋がりました(・∀・)今の俺も汗でベトベター(謎)
ここからのルートをざっくり説明するとこんな感じだ(???)
右側の斜面を登って稜線に出て最後にもう一登りして山頂。
しばし景色を眺めつつ休憩したら再スタート!
あんまり休んだら動けなくなるからね。
つづく